Job description

業務内容

歯科技工所やデンタルラボと言ってもその規模や内容は様々です。特にデンタルバイオビジョンは、自費に特化した歯科技工所です。当社で扱う製品の99パーセントが自費診療の内容で、審美補綴やインプラント補綴をジルコニア主体で仕上げています。

従来法であるワックスアップや鋳造はおこなわず、すべてをCADでデザインし、ミリング加工または3Dプリンタ造形したものを仕上げていきます。模型製作(アナログ的な仕事:昔ながらの型取りしてやる)は全体の3割程度で、約7割が口腔内スキャナーでの仕事となり、そのほとんどをモデルレスで製作していいます。

業務内容

クライアント
ついて

大学病院からクリニック、歯科医院まで全国50件程度のクライアントと取引をさせていております。北は東北から南は九州まで全国にクライアントがあり、この50件という件数は、私たちの規模では多い取引先だと思います。

当社は2010年に創業し、2018年ころからデジタルを強化してきました。デジタル技工と言えばデンタルバイオビジョンというイメージ作りを行い、業界でもそのイメージは浸透しております。そのため、取引先も高度な技術を提供(要求)する歯科医院が多く、高付加価値な仕事の依頼を多くいただいています。

クリニックの
デジタル化にも

今日、私たちはCADやCAMを使ったデジタル技工を用いるものに絞り込んで業務を行っております。それと同時にクリニックのデジタル化をお手伝いすることもしております。言われたものをただ作るだけではなく提案型のスタイルが当社のスタイルです。

業界のデジタル化が進展する昨今、デジタル化したいという歯科医院やクリニックも増えています。デンタルバイオビジョンと付き合うことでそのデジタル化が実現できるということで、コンサル的なお付き合いも含め当社とお付き合いいただくところが増えています。

デジタル化へのこだわり

当社は技工のデジタル化にこだわり業務を行っております。業界やクライアントがデジタル化する一歩先を私たちは進んでいます。とはいえ、1から10ある作業の中で、すべてをデジタル化するのではなくアナログ対応をしなくてはいけない部分がいくつか存在します。

例えば、人の歯はそれぞれ違い、もっと言ってしまえば1本1本違います。かみ合わせも誰一人として同じではなく色も違います。特に色を合わせる部分はデジタルだけでは再現しにくく、視覚的に見て合わせていかないといけません。これは、現時点ではデジタル化できない要素のひとつです。

我々の仕事は、カスタマイズした歯を作るために技術を集中すべきです。デジタル技術も日々進歩する中、これまではすべてアナログであったものが、アナログでなくてもいいものになってきており、徐々にそういった作業はデジタル化しています。それでもアナログでなくてはいけない部分があるため、そこに集中してソースを割いております。

言い換えると、10のもの(作業)すべてに技術と労力を割くのではなく、デジタル化できないアナログ部分に技術と労力を費やすことで、効率的により精度の高い技工物を作ることができるのです。そのためのデジタル化なのです。

デジタルを用いて
仕事の面白さ
環境整備

デジタル化と言うと、一概に効率をあげるためのもののように聞こえるかもしれませんが、実は、より高く安定した精度の技工物をつくるためのツールなのです。デジタル化した仕事は、誰でもできて生産ラインのように感じてしまいがちですが、実は全く違って、より技術者が高い技術を用いて技工物を作ることを可能にするツールなのです。

デジタルは目的ではなく手段です。昔ながらのやり方では、技術者の能力で技工の精度は左右されてしまいます。『デジタルという手段を用いて如何にして技術力(精度)の高い技工ができるかどうか』これが技工士の仕事の一番の面白さではないでしょうか。

デジタル化することで技術が必要なくなるわけではありません。デンタルバイオビジョンのホームページのメインキャッチであるDIGITAL TECHNOLOGY × TAKUMI SPIRIT(「デジタルテクノロジー」×「匠精神」)はその現れです。職人としての技術は絶対に必要で、当社で働くことで『最新のデジタル技術』と『従来の技工としての高い精度の技術』も学ぶことができます。

同時に当社は働き方改革を、大きく推進しております。デジタル化により残業時間を大幅に削減しました。また、手作業で技工物を削ることもほぼないので、クリーンな環境で仕事ができます。最小限の時間で最大限のパフォーマンスができる環境を整えております。